急にお天気が悪くなり、朝から頭が痛かった私。それでも薬を飲むのが嫌いなのでお昼まで我慢したのだが、結局、我慢しきれず薬を飲んだ。

「頭痛くて、結局薬飲んだわ。やっぱり気圧かな?」

そう言いながら部屋に入ると、後輩のOさんが

「私なんか、朝イチで飲みましたよ。言っときますけど、痛くなってからだったら効かないですよ」

と真顔で言った。

「ええっ⁉️ ゆってよ!朝イチにいってよ!」

「頭痛いなんて言ってなかったじゃないですか!」

「我慢してたんやん!でも、速攻って書いてたやつやから効くはずや‼️」

「ハイハイ。どっちでもいいですけど仕事してください」

ひっひどい😱私はこめかみを揉みながらパソコンにむかう。そして頭痛が良くなったかというと1時間たっても良くならなかったが、ただ猛烈な眠気が襲ってきた。

「眠い。誰かに薬を盛られたかのように眠い。」

私が頭をおさえながらそうつぶやくと、またもやOさんが

「さっき、自分で自分に薬を盛ってましたもんね」

と指摘してきた。

「最近の薬は眠くならないんじゃないの⁉️」

「それは古いですよ。最新の薬は寝やすいように症状をおさえて、さらにちょっと眠くなるようになっているんですよ」

「ええっ⁉️」

頭痛と眠気に耐えながら

『時代も変わったなー。我慢しなくていい時代になったんだなぁ』としみじみ時代の流れを感じたのだった。