徳島県鳴門市にある大塚国際美術館に行ってきた。
3,300円というお値段ながら圧倒的なスケールと日本にいながらにして世界の美術館を体験できお得感さえ感じた美術館だった。
画家の名前もあやふやな私なのだが、来ている他の人達も総じてそんな感じだった。
ヨーゼフという名前の画家の絵の前で前の人が
「ヨーゼフって犬の名前だよね?」
と言うのを聞いて私は小声で隣の夫に
「それを言うならパトラッシュだよね?」
と言うと
「ハイジの犬はヨーゼフ。お前のはフランダースの犬やろ」と言われて次のフロアに行くとまるでその会話が聞こえていたように看板に
【次の間はフランダースの犬に出てくるルーベンスの絵です】とあってびっくりした。
すると、またそれを見た別の人が
「フランダースの犬ってどんな話やったっけ?」
と隣の人に聞いていた。聞かれた人は一言
「ネロが死ぬ話」と答えていた。
…ひどい。
要約するにも程がある😱
とにかく、目を皿のようにして絵の前で立ち止まる人もおらず、広大な美術館をそれぞれの楽しみ方で散策している姿はいいものだなぁと思ったのだった。