友人が結婚する事になった時、ちょうど友人の両親が新居を買って引っ越しする事になったため、そのマンションを2人でリフォームして住むねんと友人は嬉しそうに言っていた。
2人で結婚前から初めての共同作業という事で、キャッキャとはしゃぎながら障子をパンチで破ったり、襖を破いたりとどうせこれから直すのだからとここぞとばかりに家中をめちゃくちゃにしたのだという。
誤算は2人とも働いていている上に、結婚式の準備や新婚旅行といったイベントでリフォームにかける時間がなかった事だ。
めちゃくちゃにしたのはいいが、綺麗にする暇がなく2人は夢のような新婚旅行から帰ってきて、障子や襖がボロボロのあばらやで新婚生活を始めなければならなかったのだという。
「それだけやったら、まだ良かったんやけど、もともと昔から家族で住んでた家やん?近所の人からウチの親に『A美ちゃん、結婚してあの家で新婚生活送ってるって聞いたけど、障子とかが破れまくってるんやけど大丈夫なん?』って連絡がいってさー。」いい恥晒しやった、お金はケチったらあかんとA美はため息をつきながら「まぁ、まだしばらくは休みもとられへんから、あのままいくしかないんやけど」と首をすくめた。
私は心の中で、このまましばらくいくんかい⁉️反省してねー😓💦と思ったのだった。