前回友人宅で飼っているグリーンイグアナの下僕に成り下がった話を書いた。

体長が2メートルほどあるそのイグアナは、その怪獣のような見た目に反して大人しく、好きなものはハイビスカス🌺というギャップ萌え。しかも、主食の小松菜などは国産でないと見向きもしないらしく、「私たちには分からんけど、やっぱり国産の野菜がいいんやで。私も国産の野菜にしようと思う。」と自分の食生活をイグアナに頼る友人だった。

イグアナは日光浴が欠かせないらしく、庭付きのマンションの一階に住む友人は、その庭に大きな切り株を置き、その上でイグアナを日光浴させているのだという。ある日、イグアナを日光浴させているとチャイムがなり出てみると警察官👮‍♀️だった。

「こちらの庭で巨大な危険生物を見かけたと通報がありました。」 

どうも、同じマンションの住人がベランダから下を見たところ、巨大すぎるトカゲがいたため通報したらしい。友人は笑って

「イグアナです。ペットです」と答えるとあっさり帰ったのだが、しばらくして今度は管理人が来たのだという。

「マンションの規約で180センチを超えるペットは飼ってはいけない決まりになっています」

友人はそんな規約読んでるかい‼️と思いながら

「では、180センチあるかどうかメジャーで測ってください。結構歯や爪が鋭いので怪我されても責任はもてませんが」と言うと管理人は切り株の上に寝そべるイグアナをマジマジとみて

「いえ…そこまでは…」といいながらジリジリと後退し帰っていったらしい。

「まぁ普通の人は触るの無理だろうと思ったんだよね」と言うではないか。

いやいや、あんた、この間私に強制的にイグアナを触らせたよね⁉️

言ってることとやってる事ちがうやん⁉️

ちなみに、危機を乗り越えたイグアナはその後も大切に友人宅で育てられ天寿を全うしたとのことだ。