17歳で高齢のうちの猫はもう10年近く病院に行っていない。それは病院嫌いなうちの猫の病院内での暴れ方が半端なくご迷惑をおかけしてしまうからだ。その当時はまだ若く元気いっぱいなので、診察台に乗せるだけでも一苦労、そのあとバスタオルをかぶせられ、男のスタッフを含む3人がかりで抑え込んでの診察。その間も猫はギャーギャーと喚き、その横で抜糸中のドーベルマンが飼い主に抱き抱えられながらキョトンとした顔でこっちを見ている💦もちろんガラス向こうの待合室の人達も何事かと大注目なのだが、本当はまだ肛門で熱を測ろうとしているだけなのだった😅

結局、こんな状態で診察及び治療は無理ということでその後すぐに麻酔をかけられた。麻酔がさめるころに迎えにいくと覚醒した猫がゲージから飛び出して病院内で大暴れした後でうんざりした様子の病院の先生から「次回からは必ず洗濯ネットに入れて連れてきてください‼️」と念をおされたのだった。この事がトラウマになり病院から遠ざかっていたのだが猫の食欲が急に減退したため久しぶりに病院を訪れた。おじいちゃんになった猫は抑えるスタッフが男性から女性、そして3人から2人になり、喚き声が唸り声になった。それでも、隣で全く誰にも押されつけられる事なく飼い主に撫でられながら大人しく診察を受ける猫をみて溜息のでる私だった。