家庭菜園初心者です。
夏にミニトマトとキュウリを栽培して、さて秋冬は何を育てようか・・・と考えました。
栽培期間が短い野菜を育てようと思い、いくつか候補を探しました。
プランターの容量を考えてベビーリーフとほうれん草に決定。
しかし、これがのちに少々手ごわい相手になるとは思ってもいませんでした。
ほうれん草を育てるにあたって、袋に書いてあったとおり9月下旬に種をまきました。
が、数本発芽したものの残暑厳しく芽が溶けて全滅しました。
その後2回目・3回目に挑戦。
水やりは適度に、日光も十分に、土も栄養を整えて準備しました。
しかし、最初の失敗は、芽がなかなか出てこないことから始まりました。
温度や湿度が少し違うだけでも発芽率が下がると知り、急いで土壌や日当たりについて調べ直すことに。
発芽するまで水で濡らしたキッチンペーパーの上に種を置いてタッパーに入れて冷蔵庫や室内で保管。
発芽したら種をまくと発芽しやすいことを知り、実行。
土はアルカリ性を好むということで植える前に苦土石灰をまき、大雨のあとも追加で苦土石灰をまきました。
発芽までかなり苦労しました。
種は全部で90粒程度まきましたが発芽して本葉が出たのは現時点で10数本・・・。
むずかしい。
↑画像はイメージです
その後、やっと芽が出たほうれん草に、害虫がつくという事態に直面。せっかく成長してきた葉に小さな穴があくのを見て、毎朝の害虫チェックが日課になりました。
タバスコを希釈してろ過した手作り虫退治スプレーをこれまで2回まきました。
また、ほうれん草は日照や気温の変動に敏感で、夏の暑さや秋の冷え込みにも弱いことを痛感しました。うまく育てば青々とした葉が茂るはずですが、私のほうれん草は成長が遅いのです。ここまでしてなぜ・・・。
そんな試行錯誤を続けながら、私は家庭菜園の奥深さに気づきました。
簡単そうに見える野菜でも、気温や湿度、土の状態や日当たりなどの環境が揃わなければうまく育たないのです。
ほうれん草の失敗を通して、植物がいかに繊細で、気を配るべきポイントが多いかを学びました。
余ってる種がもったいないので使い切るまでは育てるぞ!とリベンジを決意しつつ、次もう少し手軽な野菜に挑戦してみようと思います。