越えられない偉大な壁 | まんがこぞうのオモシロおかしい妖怪人間の館

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「親父を越えられない」と、

時折聞く言葉だが、

小生もそれが当てはまる。

小生の年齢のとり方と、

親父の年齢のとり方を比べるなら、

親父が小生の年齢のころ、

現役バリバリで働き、

後に残されることになる家族たちへ、

家や墓や、いろいろな大きなものを残してきた。

今の小生はどうだろう?

何かを残すどころか、

その日、その日に気ままに暮らす独身貴族。

常に身体を鍛えていた親父に比べ、

小生は、な~んにもしてないので、

ブクブクのポンポコ体系。

普通の人が乗っても大丈夫なところでも、

小生が乗れば、底が抜ける。

心も身体も責任も、男としての価値も何もかも、

越えるどころか、

近づいてもいない。

今更ながらに親父の背中。

偉大な巨壁を、

つくづく思い知らされる、

今日この頃である。