「親父を越えられない」と、
時折聞く言葉だが、
小生もそれが当てはまる。
小生の年齢のとり方と、
親父の年齢のとり方を比べるなら、
親父が小生の年齢のころ、
現役バリバリで働き、
後に残されることになる家族たちへ、
家や墓や、いろいろな大きなものを残してきた。
今の小生はどうだろう?
何かを残すどころか、
その日、その日に気ままに暮らす独身貴族。
常に身体を鍛えていた親父に比べ、
小生は、な~んにもしてないので、
ブクブクのポンポコ体系。
普通の人が乗っても大丈夫なところでも、
小生が乗れば、底が抜ける。
心も身体も責任も、男としての価値も何もかも、
越えるどころか、
近づいてもいない。
今更ながらに親父の背中。
偉大な巨壁を、
つくづく思い知らされる、
今日この頃である。