お疲れ様です。

きあらです。

ここ数週間の相場は

私の心と同じく荒れ模様。

ママ、ごめんね。

今年は桜、一緒に見られなかったね。

そんな言葉ばかりが頭にめぐって

ウォーキングしまくってた。

別名、徘徊とも言う。

 

 
今年91歳になる母は4月2日に
精神科の閉鎖病棟に入院となった。
4月6日に有料老人ホームに入居が決まっていたが
患っている認知症が急激に悪化。
しかも普通の認知症ではなく少々厄介。

レビー小体型認知症

という幻覚や妄想に支配される症状。
しかも日常生活は軽介護で
トイレ介助などはなし
 
ここ最近までは味噌汁やサラダなど
自分で料理していたのだ。

 

ただ妄想や幻覚が悪化。

感情の起伏も激しいタイプ。

有料老人ホームではケアが難しいタイプもあり

そこから入院になることもあるそう。

 

さらに知的障害のある孫(私の姉の娘)や

私に対しての執着が激しくなったのだ。

常に傍にいないと落ち着かない。

 

昼夜でも孫娘を探し回り

傍に置いておかないと事故にあったとか

一人きりにさせて親(私の姉)が

育児放棄しているような発言を繰り返す。

(まあ元からそんな発言をしていたけれど)

 

挙句の果ては孫に避けられる始末。

同居している姉との関係もさらに悪化し

母の心配する子供は幻覚も含め

さらに2人増えていった。

 

その幻覚で現れた幼子を

私が無視しているのは殺人と同じ!!

などと繰り返す。

 

私に至ってはBBAなのに

20代の女子と思い込み

心配!!心配!!夜道は危険!!

と半日に30回も電話が続くようになった。

 

私は母とは別居なのだが

この2か月ほどはつきっきりで食事の世話や

お散歩介護などに励んでいた。

 

が、このままだと姉家族の精神が崩壊し

私自身も体調が悪化すると感じたため、

母の主治医に相談し急遽入院が決まった。

 

ママ、ごめんね。

 

入院してから3週間・・・

昨日、面会をした。

精神科の面会は月に一回15分のみ

(病院によって異なると思います)

 

朝から私は緊張し

ご近所の神社を参拝。

昼から白ワインをかっくらって心を落ち着かせる。

 

そして時間制限のある面会へ!!

 

 
椅子に座った少しやせた母の姿を見つける。
不覚にも涙があふれてしまった。
あんなに寂しがりやの母をひとりにしてしまった
そんな罪悪感でいっぱい。
 
が・・・・・・
 
 
なんか頭がはっきりしていて元気そう!!
 
車椅子でなく歩行器使ってるし
会話も正常。
30分間におかしなところはなかった。
15分の面会は延長された模様。
 
勝手に精神科に入院させたって
ひどい事かと思ったけれど
その道の医師や介護士さんにお任せするのは
患者にとってもその家族にとっても
最善の道なのではないかと思った。
 
少し痩せた母は元がワガママBODY。
お菓子禁止の状態はむしろ健康的♡
またしばらく会えないけれど
私自身の寂しさは母も感じる寂しさと理解し
一緒に耐えながら・・・・・
 
また楽しく暮らせる日を信じていこう!!
 
今回の件で介護に関する業界に
追加投資したいと思ってきた。
 
人間は一人。
でも一人じゃない。
 
癌や痴ほう症に罹患することって
生きることを考え、死と向き合う。
すなわち人生と正直に向き合える
機会を与えられたのだ。
そう感じる日々で散りゆく桜を見た。
 
ママ、本当にありがとう。