三回目くらいの訪問です。事情で、随分間が空いてしまいました。お店は、いつも通り満席。

今回も、コースは鰯のコカのアミューズで幕を開けます。一口頬張ると、鰯が前よりふっくら美味しくなっているような気が。なんとなく、江戸前鮨のコハダ的ポジションになってる気がします。

前菜の盛り合わせ。定番のツブ貝、チョリソ射込み手羽先の他、旬の食材が所狭しと並びます。以前より、気のせいか手羽先チョリソの旨味がダイレクトに感じます。鰹はロメスコソース。こちらも直球で鰹が旨い。蛍烏賊はブロッコリーとアボカドソースと。柔らかなお味です。オススメいただいたチャコリが進みます。


続く前菜は、タコのガリシア風。ですが一見してスタンダードなガリシア風ではありません。ガリシアスタイルよりやや薄切りかつ歯応えを残したタコを、アルバリーニョ風味のじゃがいものピューレと合わせもので、下には蕗など旬の山菜が隠れています。

山菜とタコという組み合わせ自体がちょっと特異ですが、それがじゃがいもピューレで渾然一体となって、新しい世界に連れて行ってくれます。以前いただいたサルピコンを思わせる、進化系の一皿です。ワインは当然アルバリーニョを合わせるのですが、南アフリカの珍しいものをいただきました。
打って変わって、ピキージョはクラシックな方向へ。以前は馬肉でしたが、今回は白身魚。もちろん洗練された仕上がりはいつも通りですが、定番の懐かしい味わいを彷彿させます。

魚料理は鯛。粒状のパスタとパセリを絡めたリゾット風の付け合わせ(名前失念)、軽いチーズソースと合わせてあります。こちらも山菜で季節感たっぷり。珍しい樽熟のチャコリと、相性抜群。

お肉はジャージー牛のロースト。魚、メインコースと、以前より存在感が増しており、火入れがレベルアップしたように感じます。お肉のガーニッシュのさつまいもまで、抜かりなく存在感がありました。カラメリゼしてあるのか、食感が際立っています。

〆にはアロス・ネグロ(イカ墨ご飯)をチョイス、デザートは定番のチーズケーキでした。

ちなみにメインコースで赤ワインをお願いしたら、Cuneが出てきました。珍しいワインが多い印象でしたが、古くからの定番にこんなところで出会えて、それはそれでうれしいですね。

以前よりどんどん進化しているコングスト。定番のスペイン料理と日本の旬の食材の出逢いが、一期一会な料理を生んでいるようです。ワインも珍しいものから懐かしいものまで、旅行気分で楽しめました。
次回も、すごく期待してます。Volveré con muchísimo gusto. 

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 コングスト050-5595-6259東京都中央区日本橋小網町16-19 大都ビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13290035/