前回、いろいろと予告してたんですが・・・間空きすぎちゃったので、思い返してる間に、ちょうど今見たばっかりの作品で。
キング・アーサー(2017年版)
監督は「スナッチ」「シャーロックホームズ(ロバートダウニーJr版)」で有名な、ガイ・リッチー。
今、絶賛公開中の実写版の「アラジン」の監督でもあります。
※アラジンは7月に観る予定です。
この監督の最大の特徴は、たくみなカット割りによる、テンポのいいカッコいい映像の魅せ方。
アニメ「バッカーノ」でもオマージュされた、「スナッチ」のオープニングのカッコよさは、映画史に残ってんじゃないの!?ってぐらい素晴らしいです。
2015年のコードネーム U.N.C.L.E.でも、そのカット割りセンスは健在でしたが、本作ではどうか?ってとこが見どころかなぁ。
ちなみに、題材のアーサー王伝説に関してはあんまり知らない。
アーサーとか、マーリンとか、ランスロットとか、エクスカリバーとか登場する人物や武器の名称と、あとはディズニーの「王様の剣」ぐらいの知識。
正直、まぁ普通かなぁ。
相変わらずのカット割りのカッコよさは節々から感じられたんだけど、最終決戦あたりまで来るとちょっと演出がくどいというか。しつこいというか。
ストーリーも「父親を目の前で殺され、売春宿で育ったアーサーが、エクスカリバーを引き抜き、父の敵であった伯父を倒す」という、1文で書ききれちゃう内容。
題材がファンタジーなんだけど、カット割りとか演出のせいでなんか別物っぽくなっちゃってるし。多分原作知ってる人からすると、こんなん違う!的になっちゃってそうだなぁ。織田信長がファイアーボール放ってるレベルじゃないかな・・・。
ま、日本には無双シリーズとかの、その辺を地でやってるんでそんな違和感ないかもしれないけど・・・知らないで見るとねぇ。
なんでしょうねぇ。
題材と監督の持ち味とがうまく合わんかったのかなぁ・・・。
う~ん、アラジンはどうなるものか。観に行くまではできるだけ前評判はシャットアウトするので、不安と期待とが入り混じってますが、いい方でできあがってればいいなぁ。