ちょっと話題の吹き替え問題について | 気ままに気軽に適当に

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ギリギリ昭和生まれが文章力アップのために始めたブログです。
徐々に成長が見られるといいんですが。

あの!メンインブラックが、7年ぶりに!!新作!!!と心躍ってる最中ですが、一方で別の問題も沸き立ってますね。

 

吉本坂46による日本語吹き替え版主題歌と、あとは全員が吹き替えに起用されるという2大ニュース。

 

こういう話がでると、「ちゃんとした声優以外は使うな!」的な意見も出てきますが、僕は芸能人の吹き替え自体がいけないとは思ってないんですよね。若いころは・・・ちょっとね。

 

でも、声優ではない方が担当した名吹き替えはこれまでにいっぱいあるわけじゃないですか。だから、一辺倒にダメっていうのもおかしいと思います。Twitter上でも、「#最高のタレント吹き替えを挙げる」ってハッシュタグが盛り上がってるのを見ると、なんかホッとするというか嬉しくなりますよね。

 

ただ、まぁ過去を見ると、なんでその人を当てたんだって配役も数知れずあるわけで。

ちょっと前にテレビでやってましたけどキングオブエジプトの主役2人とか、TAXI4とか・・・まぁいろんなところで書かれてるんでね。

逆に、すごい!って思った人ですと、上川隆也さん(天元突破グレンラガン:アンチスパイラル)とか、宝田明さん(アラジン:ジャファー)とか、津嘉山正種さん(リーアム・ニーソン他)とか、金田明夫さん(スターウォーズシリーズ:クローントルーパー)とか・・・キリがない。

年季の入った俳優さんの場合、時代背景から声優もやってらっしゃることが多いので、その人は声優も兼ねてない?って人も含んでて、ちょっと違ったかもしれませんが、ドラマの姿の印象が強い分、吹き替えの時の顔の見えなさが、どの人も素晴らしいですよね。

 

逆に、所ジョージさん(トイストーリー:バズ・ライトイヤー)とか、宮迫博之さん(Mr.インクレディブル:シンドローム)とか、キャラクター自体を引っ張り上げるように作る名手もいるわけで。

 

 

ただまぁ、それを差し引いても今回のMIBの新作の件は、不安になりますよねぇ。

まず、「メンインブラック自体が名作なので、今さら話題作りがいらない」ってのが一つ目。

既に3作も作られていて、日本だと宇宙人ジョーンズ シリーズなんてCMが作られるほどの超超名作映画ですよ。待望の新作なのに、今さら吉本と組んでって、露骨でわかりやすい宣伝いるか?って違和感が誰しもあるんでしょうね。

 

そのうえ、「日本語吹き替え版主題歌がいらない」ってのが二つ目。

まぁ一つ目につながる話ですが、わざわざ作る必要があるかな?っていうね。基本的にエンドロールって、作品の余韻を楽しむための時間だと考えてるので、そこに取ってつけたような別の曲を駆けられても気が散るわ!って話で。

だいたいこういう曲って、作中と関係ないことが往々にしてあるので余計にね。

 

最後が、「全員吹き替え参加という、なんとも言えない地雷感」。

芸人だからダメってわけじゃないのは、先ほど宮迫さんを褒めてるところからもわかると思うんですが、全員っていうのが。

いいも悪いも全部ごちゃまぜになるのが目に見えてるというか。

そもそもひどい吹き替えがこれほど嫌われるのって、映画の世界観を壊して、劇中に引き込まれなくなることが原因なわけでして。

あまりに多すぎるリスクで、映画自体がひどいことになるんじゃないか、って不安がね、まぁいっぱいですよね。

 

 

・・・う~ん、まぁ普段から洋画は「劇場なら字幕派」なので、本作も字幕で観に行く気なんで、そこまでとやかく言う必要もないんですが、やっぱりこれだけ話題になっちゃうと、書きたくなっちゃうのが、映画ファンとしての悪い癖ってとこでしょうか。