毎年、春と秋の今頃、ちょっと涼しくなると思い出すことがあります。
情報処理の資格試験。
今や資格の名称も日程も、内容すら変わってしまったようですが
昔話として書きます。
学生の頃、所属サークルの先輩が「情報処理試験の勉強会」を週一で開いていて、
誘われたのがきっかけでした。
勉強会に参加して一年後、「基本情報技術者(の旧試験)」を受験、合格。
午前対策はけっこう時間をかけて、ひぃひぃ言いながら勉強しました。
午後対策は、当時独学していたC言語プログラムと被る部分が多く、ほぼそのままでOKでした。
その後、「ITパスポート(の旧試験)」と「応用情報技術者(の旧試験)」に合格。
応用情報は難しく、受験月は朝から晩まで勉強していた気がします。
私は超がつく勉強嫌いで、なぜそんなに集中できたのか不思議です。
そして就職後。プログラムとは関係ない仕事に就いたため、
情報処理資格はほぼ意味がなくなりました。
しかし会社の方針で、「高度情報処理(の旧試験)」を通信教育で勉強、合格。
毎日通勤電車で立ったまま、重ったい問題集を解いていたのを覚えています。
会社からかなりの報奨金が出て、引っ越し代の足しにしました。
二年後くらいに、「高度情報のちょい下(の旧試験)」の資格に合格。
知り合いに「アナタは最近勉強していない」と指摘されて、図星のため受験した記憶です。
この時も会社から報奨金が貰えた気がします。
いくつか資格を取得しましたが
仕事が無関係のため、役に立った記憶はないです。
では、私にとってこれらの資格は何だったのか?と考えると、非常に苦しいのですが
折々で事情を挟みつつ、勉強しましたという証拠なのかもしれません。
また当時の自分は、何か目標を持つことでモチベーションを高めたかったのだと思います。
去年、過去一番に苦しんだ電気工事士も
試験時期が近づくと気持ちがザワザワします。トラウマか。
でも受験にあたり、色々な方に教えて頂いたことは感謝しており、よく覚えています。
おしまい。