遅い夏休みを取ってきました。
新型コロナに用心して、二年半ほど遠出をガマンしていましたが
車移動で長野の温泉(立ち寄り湯)に出掛けてみました。
自分の中で星5つ評価の立ち寄り湯です。
長野北部で一泊後。
山道を奥へ奥へと進んで、すれ違う車もほとんど無くなり・・・
目的の場所に着きました。
宿が数件のみの、小さな温泉地。
集落の入口の石碑・・・。
子供のタヌキでした。子犬くらいの大きさです。
なぜ昼間から、こんな目立つ場所に?
タヌキを間近で見るのは初めてです。
野生動物なので2mほど距離を保ちながら、スマホで写真を撮りました。
(害虫や病気を避け、過干渉にならないため。触らず餌付けもしない)
しかし・・・隙をみて子ダヌキが。
駆け寄ってきた!?
慌てて逃げて、距離を保ちます。
人慣れがすごい。
その後も犬のようにグイグイ来るので、諦めてくれるまで逃げました。
構ってもらえず、兄弟喧嘩を始める子ダヌキ達。
しばらくすると、三兄弟は茂みの中へ帰っていきました。
面白かった。
よし、温泉に入ろう。
到着してびっくり。
かつて賑わっていた立ち寄り湯は、コロナ渦で閉館し廃墟になっていました。
タヌキに化かされたのかと思った。
インターネットで少し調べました。
立ち寄り湯の経営主の温泉旅館が、ここ5~6年で色々あったそうです。
そこへコロナが追い打ち、でしょうか。
結果、旅館・立ち寄り湯とも2021年に閉館したようです。
下は2015年に訪問した時の写真です。
残念に思いつつ、近隣にある別の立ち寄り湯に入りました。
いいお湯でした。
人にも世の中にも、これ以上コロナの悪影響が出ないことを願います。
子ダヌキも、元気で。
おしまい。