子供の頃から作ってみたかったもの~、その12(くらい)
おもちゃラジコンの送受信機っぽい装置。
離れた場所から無線でコントロール、サーボモーターを動かしたり、LEDをオフオンするような物です。
条件が揃ったので、試作、実験してみました。
ESP32には、ESP-NOWという「Espressif社独自の無線LAN規格」があります。
これがいいことづくめで、簡単、IPアドレス不要、ESP32同士の直接通信可、しかも早いという
片方向通信であれば神レベルでホビー用途に向いています。
ESP32を2台用意しました。
左を送信機とします。操作用のボリュームつまみを付けてみました。
右は受信機にします。とりあえずサーボモーターを2つ付けてみました。
プログラムはライブラリとサンプルがしっかり用意されていて、扱いやすいです。
送信機から、4バイトの数字を送ります。(一度に200バイト以下なら何でもいいそうです)
適当に、123、[LEDオフオン 1or0]、[ボリュームの角度]、[乱数] など。
受信機は、その4バイトをWiFi通信で受取り、内容に従って制御します。
LEDのオフオンや、サーボモーターの回転角度などです。
送信機のボリュームをぐりぐりと回すと、サーボモーターが連動してクネクネと動きました。
オモチャに組み込めば、遠隔で人形が動いたり、車が曲がったりを作れそうです。
今日の実験は、ここまで。
というわけで、ESP-NOWを使って手軽にマイコン間のデジタル無線通信が実現できました。
遅延はほぼ感じません。送受信機を並べて同期したLEDの点滅を見ていても、同時に光りました。
電波の到達距離はWiFi並みで、室内~外で15mくらい飛びました。直線距離はこれから試したいです。
なおESP32は技適マーク付きで、国内使用も安心です。 ※派生の製品で技適なしの物もあるようです。
・・・。
実は。10月にとある資格試験が控えていて、その現実逃避でアレコレやっていたのですが・・・。
しばらく電子工作はお休みにして、勉強に取りかかります。
終わったあとで、またゆっくりと続きを試そうと思います。
おしまい。