ESP32のWiFiで、ラジコン送受信機っぽい物を試作(ESP32、ESP-NOW) | a24a24a24のブログ

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アメピグ残党。
釣り、温泉、お出かけ、パソコン。最近、電子工作。

子供の頃から作ってみたかったもの~、その12(くらい)

おもちゃラジコンの送受信機っぽい装置。

 

離れた場所から無線でコントロール、サーボモーターを動かしたり、LEDをオフオンするような物です。

条件が揃ったので、試作、実験してみました。

 

 

 

 

ESP32には、ESP-NOWという「Espressif社独自の無線LAN規格」があります。

これがいいことづくめで、簡単、IPアドレス不要、ESP32同士の直接通信可、しかも早いという

片方向通信であれば神レベルでホビー用途に向いています。

 

 

 

 

ESP32を2台用意しました。

左を送信機とします。操作用のボリュームつまみを付けてみました。

右は受信機にします。とりあえずサーボモーターを2つ付けてみました。

プログラムはライブラリとサンプルがしっかり用意されていて、扱いやすいです。

 

 

 

送信機から、4バイトの数字を送ります。(一度に200バイト以下なら何でもいいそうです)

適当に、123、[LEDオフオン 1or0]、[ボリュームの角度]、[乱数] など。

 

受信機は、その4バイトをWiFi通信で受取り、内容に従って制御します。

LEDのオフオンや、サーボモーターの回転角度などです。

送信機のボリュームをぐりぐりと回すと、サーボモーターが連動してクネクネと動きました。

オモチャに組み込めば、遠隔で人形が動いたり、車が曲がったりを作れそうです。

 

今日の実験は、ここまで。

 

 

 

というわけで、ESP-NOWを使って手軽にマイコン間のデジタル無線通信が実現できました。

遅延はほぼ感じません。送受信機を並べて同期したLEDの点滅を見ていても、同時に光りました。

電波の到達距離はWiFi並みで、室内~外で15mくらい飛びました。直線距離はこれから試したいです。

なおESP32は技適マーク付きで、国内使用も安心です。 ※派生の製品で技適なしの物もあるようです。

 

 

 

 

・・・。

実は。10月にとある資格試験が控えていて、その現実逃避でアレコレやっていたのですが・・・。

しばらく電子工作はお休みにして、勉強に取りかかります。

終わったあとで、またゆっくりと続きを試そうと思います。

おしまい。