超小型のMIDI音源ボード「MIDI野郎」を使ってみた(dream SAM2695チップ) | a24a24a24のブログ

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アメピグ残党。
釣り、温泉、お出かけ、パソコン。最近、電子工作。

MIDI音源とは。パソコンや鍵盤を接続して鳴らせる、電子楽器です。

 

シンセサイザーやキーボードも、広義ではMIDI音源と思います。

だいたい、微妙に大きくて、お値段がお高い(数万円~)

 

 

半年前、ArduinoとVS1003ボードを接続して、

プログラム制御でMIDI音源に仕立てたことがありましたが。

300円のMIDI再生ボードを、鍵盤から弾いてみた(VS1003、Arduino nano) | (ameblo.jp)

あの時は一から手探りの工作で大変でした。

 

 

そして今回。プログラムもマイコン制御も不要、

「電源端子をハンダ付けするだけで動く、超小型のMIDI音源がある」とのことで、

購入してみました。

 

 

 

 

 

 

スイッチサイエンスで販売中、「MIDI野郎」。税込3500円。安い。

3×4.5cmの基板1枚、切手4枚ほどの極小サイズに、

これにGM規格100種以上の音色が搭載されている、とのこと。

 

音源チップはフランスdream社 SAM2695。聞いたことがない。ネットの情報もVS1003より少なめ。

 

 

 

 

組み立て方。

といっても、USBの電源端子をハンダ付けするだけ。

 

 

 

  

 

基板表面のハンダ付けをするのは初めてです。

金属部に溶けたハンダを垂らしておいて、コテ先で押さえるとなんとか付きました。

 

 

 

 

接続はこんな感じ。

電源は、スマホ用のMicroUSB型ACアダプタ(1A)で動きました。

MIDI入力の接続は、付属の変換ケーブルを間に挟みます。

音声出力端子は、ミニプラグのイヤホンを直結すれば聞こえます。ただ音量が大きめなのと、

ボード本体にボリュームがないため、音量調整できるアンプやスピーカーへの接続が望ましいかと。

 

 

手元のMIDIキーボード SK1XGをMIDIケーブルで接続すると、すぐに音色No.1のピアノが鳴りました。

 

 

 

 

 

「MIDI野郎」でどんな音色が鳴るのか、サンプル動画を作ることにしました。

パソコンに接続し、慣れないMIDIシーケンサソフトで、ポチポチと入力していきます。

 

自分はピアノが弾けず(右手練習中の身)、音感もないので、フリーの楽譜を参考にさせて頂きました。

主よ人の望みの喜びよ ピアノ バッハ  BWV.147 コラール - YouTube

伴奏はコード表記を元に適当に並べました。

うーん、常に行き当たりばったりだ・・・。

 

 

 

 

 

 

出来た動画がこちら。

 

 

「MIDI野郎」の音について。主観ですが、

・予想より良かった。価格を考えるとかなりコスパがいい。

・リバーブ、コーラスがよく効く。

・ローランドのGS音源とまったく同じにはならないが、GM互換音源としてならば十分使えそう。

 

 

 

 

小さくて場所を取らないし、USB電源で使えるので、MIDI入出力のテスト音源に便利そうです。

工作で組み込むのも面白そう。

 

使い道をいろいろ考えてみようと思います。

おしまい。