ZOOMのリズムマシンRT-123を、
Arduino nanoからMIDI出力して演奏してみました。
電子工作で、センサーやスイッチの入力に合わせて
ドラムや楽器の音が鳴らせないかなあ・・・と思ったからです。
RT-123は二十年ほど前の製品で、これを試すために中古を2千円くらいで購入しました。
リズムマシンをまともに触ったのは、今回が初めてです。
とりあえず、パネルのボタンをポチポチ押すと、ドラムの音が鳴ります。
毎度ですが、使えなかった時のことなど何も考えずに買いました。
マイコンで制御する方法はアテがあり、
ArduinoのシリアルTXをMIDIコネクタに直結してデータ出力するだけです。
ネットで画像検索すると、220Ω抵抗一本のみの回路図が多数出てくるはずです。
※試す方はMIDI機器の破損等に十分注意して、自己責任でお願いします。
プログラムは短く、数十行です。ライブラリすら不要。
シリアル通信で音階を送って各楽器を演奏します。
製品説明書を見ると、例えば「ド」がバスドラで、「レ」でスネアが鳴るようなので、
drumpattern[100]="BC|H|SH|H|BH|BH|SH|H| BH|H|SH|BH|H|BH|SH|O|*";
などと文字列で楽譜を用意して、頭からかじって一音一音鳴らしていきます。
また二小節の演奏ごとに、ドラムキット(音色セット)を変えるデータを送っています。
試した結果がこちらです。
古い製品の割に、ドラムの音色は良いと思いました。
今回は使っていませんが、MIDI9chにベースパートがあり、音階の演奏も可能だったりします。
今回、めずらしくきれいにプログラムがまとまったので、うれしい。
動画の最後にスクリーンショットを載せたので、興味のある方は見てください。
普段は結果重視の大盛り五目野菜いためみたいなプログラムなので、ちょっと載せ辛いです。
おしまい。