2020年を振り返る。ババーン
昨年12月にアメーバピグが終了し、
しばらくしたら世界中でコロナが流行して、マスクの品薄とともに生活が一変。
外出自粛が叫ばれ、急に在宅勤務が始まり。
外に出たくても出られない、だけど家の中にいる時間はたっぷり出来ました。
(特に在宅で通勤時間がなくなったのは大きかった。1日2時間の余裕が生まれます)
「そういや子供の頃、電子楽器に興味あったなぁ」なんて思いついて、
音楽も楽器も未経験ですが、かじりかけの電子工作で『音』を鳴らしてみようと考えました。
1月。マクドナルドの福袋が買えなくて、悔しくて作ったモノ。
音はWT588Dという簡単便利な再生ボードで鳴らしています。
まだコロナとか騒がれてなかったなぁ。
この後。ちょっと面倒なケガをしてしまい
しばらく片手が使えない生活が続きます。
ネットの情報や他の方のアメーバブログを読む量が増えました。
4月。マイコンの計算で2OPのFM音源をシミュレートする、という記事をネットで見て
自分で似て非なる物を作った結果。
マイコンのアナログ出力を直接上下させて、波形メモリ音源っぽく、音の波を合成しています。
オシロスコープを初めて触りました。
5月。音とは関係ありませんが、微弱な無線の送信機と無線機で
モールス信号の自動送信、解析受信をやってみました。
みごとに文字が化けているのはご愛嬌。
子供の頃に聞いたうろ覚えの理屈で、エコーユニットを作ってみました。
入力された音の波を、ちょっと遅れて返す。やまびこ、のプログラムです。
エコーのフィードバック量を増やすとすぐ「フオーーーン」と発振してしまい、調整に悩みました。
7月。圧力センサで、叩く強さによって音色が変わる指一本ドラムを作りました。
バスドラム<スネア<シンバル
強さで音色が変化する機能は、KORGというメーカーの電子ドラムでも実用化されています。
10月。Arduino nanoマイコン+DAチップだけで
ドラムマシンみたいに音を鳴らしてみました。同時4音まで重ねて鳴ります。
YMF825というヤマハのFM音源チップで、音楽を鳴らしてみました。
買った後で公式データシートがないことに気付き、大慌てでした。
コメント欄でアドバイスを頂きました皆様、ありがとうございました。
YM2413という50円のFM音源チップで、音楽を鳴らしてみました。
これも大変な紆余曲折が。回路から急にAMラジオが聞こえてきたり。
アドバイスを頂きました先輩方、大変お世話になりました。
ちなみに、この後欲を出して、
YM2413を20個購入してみたのですが。見事に全部!20個ニセモノでした。
12月。MIDIとMP3データが再生できるVS1003ボードを試用中。
多機能で、動作も良好、これが300円で買えることにびっくり。
個人的には。
・アナログ入力や擬似アナログ出力の使い方を覚えたこと。
・オシロやロジックアナライザ、テスターと共に、多少の動作確認ができるようになった。
・SPI通信に少し馴染んで、DAコンバータやSDメモリカードなどが使えるようになった。
・データシートやGithubのソース、Youtubeなど、使えそうな資料は何でも探すようになった。
この辺りは成長したかな、と思います。
この一年、みなさんのブログが非常に刺激になり、知識と参考になりました。
もちろん、電子工作以外のブログも楽しく拝見しております。
コロナの裏側で、みんな随分といろんなことをやってるのだなと。
それがまた自分のやる気につながりました。
今後は、あいかわらずこんな感じに、ゆるーい電子工作をやっていきたいと思います。
実用的な物は、ぜったいに作らないぞという信念で!
来年もどうぞよろしくお願い致します。
皆様よいお年を。