皆さん。
音楽を聴きながら、指でトントンとリズムを取ること、ありませんか?
今回の電子工作は、指トントンに合わせてドラムの音を鳴らしてみよう!という物です。
さらに、叩く強さによって音色を変えて、指一本でドラムを叩き分けるというのを試してみました。
まず、ドラムの音色(wavファイル)をフリー素材を編集して作ります。
単音でもインパクトのある音になるよう、重ねたり速度を変えたりいじくります。これを数種類。
マイコンはDigisparkを使いました。圧力センサRP-S5-STの表面を叩くと、
アナログ入力で電圧を判定し、音声モジュールWT588Dが音を鳴らすという仕組みです。
左下の小さいウネウネを、指で叩きます。
固定は、セロテープ。
圧力の検出は、フラつきを誤検出しないよう
強さの頂点を過ぎて20ms連続下降したところで、発音するようプログラムしました。
叩く強さのレベルに応じて、
15 バスドラム(弱)
50 バスドラム(中)
100 バスドラム(強)
180 スネア
300 バスドラム+シンバル
と、5段階に音色分けしました。
出来上がったものがコレです。
ででーん。
指トントンで、叩き分けて鳴りました。
反応も悪くない。
ただ、正確に狙った音色で叩くのは難しい。
センサが小さいため、叩く位置(打点)がずれると、強弱が変わります。
あまり真剣にやろうとすると指と胃が痛くなります・・・。
うーん。実用の楽器には程遠いけれど、
「ちょっと謎のオモチャ」としては、アリかな。
おしまい。