冷蔵庫の中の温度をリアルタイムで測ってみた(Arduino、無線モジュール) | a24a24a24のブログ

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アメピグ残党。
釣り、温泉、お出かけ、パソコン。最近、電子工作。

 

えーGWですし、暑くなってますし。

ユーチューバーならば自ら冷蔵庫に入って測定するところですが!!

 

 

Arduino nanoで無線モジュールの通信がやっとこ出来ましたので、

電子工作で、冷蔵庫内の温度と気圧をリアルタイム測定してみようと思います。

 

 

構成:

・送信機1(室内)   Arduino nano+ASK送信モジュール+温度気圧センサBMP280

・送信機2(冷蔵庫) Arduino nano+ASK送信モジュール+温度気圧センサBMP280

・受信機        Arduino nano+ASK受信モジュール →パソコンのシリアルモニタへ出力

 

 

 

送信機。(2台)

面倒なので直挿し配線しました。中央紫が温度・気圧センサのBMP280。

 

 

受信機。

 

 

 

~ 細かい話ここから ~

無線モジュールは初めて使いました。

こちらのサイトを参考にしました。

https://qiita.com/rin1024@github/items/ba3b31a57695ffd4abde

試した結果、

・到達距離はせいぜい見通し10m。無線マウス程度 (室内使用ならば良好)

・通信速度は近距離で8000bps程度、実用上は1000~2000bpsで安定。

・同型の部品は全て周波数が同じ。混信もする

・送信機2台→受信機1台の通信を確認 ※プログラムで混信回避が必要

・送信機1台→受信機2台の通信を確認

・送信機・受信機とも電源3.3V/5Vの両方で動いた(データシート上、送信機は~3.6Vなので注意)

・無線制御のライブラリVirtualWire.hは、Servo.hとタイマー割り込みがかぶっているので同時に使えない。

 サーボモーターでラジコンが作れると思ったが、残念。

~ 細かい話ここまで ~

 

 

 

気象庁のサイトで、目安の気温、気圧を確認します。

 

 

送信機は、1台を冷蔵庫の中に閉じ込めて。

もう1台を室内に置きました。

受信機をパソコンにつないで、スイッチオーーン。

 

 

 

パソコンのシリアルモニタで、1秒間隔で受信する値を確認します。

データの羅列で非常に見づらいのは、作ったプログラムのせいなので、今後の改善点。

98から始まる列が、送信機1台目(室内)

99から始まる列が、送信機2台目(冷蔵庫)

 

 

冷蔵庫14℃、あっついな!!!

てか室内27℃も暑いな・・・。

おかしい・・・。

 

調べてみると、Arduinoや送信モジュールが動作する廃熱で、温度センサが暖まってしまう様子。

失敗です。

 

気温はおいといて、気圧はいいとこいってました。

冷蔵庫内の気圧は871hPaと、室内の1007hPaより十数パーセント低いですね。

これは、扉閉める→密閉された空気が冷やされて縮む→急速な気圧低下、になるようで

氷点下の冷凍庫だとさらに顕著でした。

 

 

 

無線モジュールの1対多の通信は他にも使えそうなので、いろいろ試してみたいです。

おしまい。