えーGWですし、暑くなってますし。
ユーチューバーならば自ら冷蔵庫に入って測定するところですが!!
Arduino nanoで無線モジュールの通信がやっとこ出来ましたので、
電子工作で、冷蔵庫内の温度と気圧をリアルタイム測定してみようと思います。
構成:
・送信機1(室内) Arduino nano+ASK送信モジュール+温度気圧センサBMP280
・送信機2(冷蔵庫) Arduino nano+ASK送信モジュール+温度気圧センサBMP280
・受信機 Arduino nano+ASK受信モジュール →パソコンのシリアルモニタへ出力
送信機。(2台)
面倒なので直挿し配線しました。中央紫が温度・気圧センサのBMP280。
受信機。
~ 細かい話ここから ~
無線モジュールは初めて使いました。
こちらのサイトを参考にしました。
https://qiita.com/rin1024@github/items/ba3b31a57695ffd4abde
試した結果、
・到達距離はせいぜい見通し10m。無線マウス程度 (室内使用ならば良好)
・通信速度は近距離で8000bps程度、実用上は1000~2000bpsで安定。
・同型の部品は全て周波数が同じ。混信もする
・送信機2台→受信機1台の通信を確認 ※プログラムで混信回避が必要
・送信機1台→受信機2台の通信を確認
・送信機・受信機とも電源3.3V/5Vの両方で動いた(データシート上、送信機は~3.6Vなので注意)
・無線制御のライブラリVirtualWire.hは、Servo.hとタイマー割り込みがかぶっているので同時に使えない。
サーボモーターでラジコンが作れると思ったが、残念。
~ 細かい話ここまで ~
気象庁のサイトで、目安の気温、気圧を確認します。
送信機は、1台を冷蔵庫の中に閉じ込めて。
もう1台を室内に置きました。
受信機をパソコンにつないで、スイッチオーーン。
パソコンのシリアルモニタで、1秒間隔で受信する値を確認します。
データの羅列で非常に見づらいのは、作ったプログラムのせいなので、今後の改善点。
98から始まる列が、送信機1台目(室内)
99から始まる列が、送信機2台目(冷蔵庫)
冷蔵庫14℃、あっついな!!!
てか室内27℃も暑いな・・・。
おかしい・・・。
調べてみると、Arduinoや送信モジュールが動作する廃熱で、温度センサが暖まってしまう様子。
失敗です。
気温はおいといて、気圧はいいとこいってました。
冷蔵庫内の気圧は871hPaと、室内の1007hPaより十数パーセント低いですね。
これは、扉閉める→密閉された空気が冷やされて縮む→急速な気圧低下、になるようで
氷点下の冷凍庫だとさらに顕著でした。
無線モジュールの1対多の通信は他にも使えそうなので、いろいろ試してみたいです。
おしまい。