ある日の昼過ぎ、娘が熱っぽいことに気づきました。測ると38度台でしたが、元気そうに見えます。


しかし測る位置や服装によってなのか熱が変動してしまい、主人は熱はないんじゃないかと言いましたが、私はなんとなく熱がある気がしていました。


赤ちゃんが発熱した場合、ミルクが飲めて、おしっこも出ていて、機嫌が良ければ、様子を見ていても良いとありますが、ふと腎科の先生の言葉が思い浮かびました。


発熱した場合、あきらかに鼻水や咳などの風邪症状があれば風邪だと思っていいけど、熱があって元気そうな場合は、尿路感染を疑って、近くの小児科で尿検査をしてもらった方がいいと言われました。そして尿検査の結果、陽性となった場合は来てください、と言われました。


ただし正しく検査するには、尿道から細い管を入れて膀胱内の尿を直接採取するのが望ましく、おまたにパックを付けて採取するのは正確に検査できないときもあると伺いました。


悩みます…近くの小児科に連れて行き、パック検査で微妙な判定になるのであれば、カテーテル検査をしてもらった方がいいのでは…


実は入院していた病院まで行くのに約1時間半くらいはかかってしまうので、一瞬、どうしようかなと思いましたが、娘のためです。入院していた病院に向かうことにしました。


病院に着き、発熱していることを伝えますが、一見みると元気そうな娘。腎臓のことを伝え、尿検査をして欲しいと伝えました。


そしてカテーテル検査を行った結果、陽性でした。尿路感染です。がーん…


尿路感染にはならないよう、うんちのあとはよく拭き取っていたつもりでしたが、なってしまいました。


「入院です」と言われ、入院手続きが始まります。消化器科の先生も見にきてくださり、「お疲れさまです」と言われました。

今回は尿路感染なので消化器科として入院ではなく、小児の総合診療として入院になりました。


病院に着いたのは夕方だったので、病棟に上がれたのは22時頃でした。娘も私たちも疲れました。

眠くて泣く娘をなんとか眠らせ、私たちは帰宅しました。帰りはへとへとです。


翌日、病院に着くと、娘は鼻水を垂らしながら大泣きしていました。

入院をしていた約5ヶ月の間、まだ小さかった娘はそこまで大泣きすることはありませんでしたが、色々分かってきたようです。


しばらくすると先生がお見えになり、尿路感染の治療について説明されました。腎科の先生から気をつけてねと言われていたので、私は絶対なるものか!と意気込んでいたのですが、負けました。


「注意していたんですが、ショックです」と伝えると、「気をつけていても、どうしても防ぎきれないときもある」と少し慰めの言葉をいただきました。


そして「お母さんが早く連れてきてくれたから良かったです」とこれも慰めなのか、そんな言葉をいただきました。


ちなみに尿路感染になると菌の種類を調べ、その菌に合わせた抗生剤を使用するようで、娘の場合は大腸菌でした。


入院中は点滴から抗生剤を入れることになり、入院期間は1週間〜2週間程度とのことです。


色々察しのつくようになった娘は、ベットの柵をあげて離れようとすると大泣きします。なんだか可哀想で、今回の入院は個室を希望し、付き添いすることにしました。


付き添い用のベットは、椅子がそのままベットになるもので、めちゃくちゃ硬く、もう若くない私たちにとってはつらいですが、娘のためです。耐えます。


そして実際に付き添いをしてみると、他にも大変だなと思うことはあり、付き添い入院をしている親御さんは本当大変だなと思いました。


私に莫大なお金があったら、病院に寄付して、付き添い環境をよくしたい!などと訳のわからないことを考えますが、そんなことはできないので、置かれた環境にひたすら慣れることだけに集中しました。


娘は点滴のせいで左腕が自由にできず、またシーネ固定?というのか、がっつり固定されるため、嫌なようです。


入院半ば頃、嫌すぎて腕を振り回したことが積み重なり、針が抜けそうになってしまいました。

もう一度差し直すか、ということになったのですが、もし口から抗生剤が飲めるのであれば、点滴抜けますか?と聞いたところ、大丈夫とのことだったので、口からお薬を飲ませました。


毎日薬を飲んでいる娘にとって、粉薬がひとつ増えたとしてもへっちゃらです。

余裕な顔で飲んでくれました。「ありがとう、娘よ」無事に点滴を抜くことができました。


解放された娘は自由にローリングし、足をバタバタさせます。良かったです。


そんな娘は消化器科で内視鏡検査を控えていたのですが、尿路感染のせいで、検査日が1週間ずれてしまいました。よって、離乳食も遅れます。仕方ありません。


今回の入院は1週間ほどで終了し、次回の内視鏡検査のときに、膀胱尿管逆流がないか検査することになりました。


腎臓がひとつしかない娘にとって尿路感染は天敵です。防ぎきれないこともあると思いますが、出来る限り、防ぎたい!娘は軟便でかつ頻回なので、よく拭き取らないといけません。


考えた結果、ふと入院中にベット上で身体拭きを行っていたときに使用したシャワーボトルが頭に浮かびます。これだ!シャワーボトルで洗い流そう。手間かもしれませんが、やれることはやりたいです。


ネットで検索すると、洗浄用などで使われるシャワーボトルが売っているではありませんか。そしてリッチェルから『シャワぞう』というものが売っており、ぞうのイラストが可愛かったので購入しました。


そんなシャワぞうは今でも必需品です。