卓球のJA全農世界選手権団体戦第6日は3日、
東京・国立代々木競技場などで行われ、
1次リーグB組1位の日本女子は準々決勝でC組3位のオランダと対戦。
2―2で迎えた第5試合で、
石川佳純(全農)が接戦をものにしベスト4入りを決めた。
3位決定戦が行われないため、2大会ぶりのメダル獲得が確定した。
重圧をはねのけた。
石川は第1ゲームを11―8、第2ゲームを11―7で連取。
続く第3ゲームを8―11で奪われ、第4ゲームも9―11で落としたが、
勝負の第5ゲームを11―6で奪い、歓喜の涙を流した。
欧州の実力国相手に、厳しい戦いだった。
第1試合で平野早矢香(ミキハウス)が勝利し先手を奪ったが、
第2試合で石川が敗戦。
第3試合は石垣優香(日本生命)が勝ち、2―1と王手を懸けたものの、
第4試合を平野が落とし、タイに持ち込まれた。
それでも最後に競り勝った。
準々決勝を前に
「1つ目の目標はメダル獲得。全力で戦いたい」と話していた石川。
一つの目標はクリアした。
4日の準決勝では、
この日ドイツを3―0で破った香港(D組1位)と対戦する。
明日も
一戦一戦粘り強くかちますように…