◇セ・リーグ 巨人5―3阪神
(2013年8月28日 東京D)
セ・リーグ首位と2位の直接対決第2ラウンド、
巨人は4番・村田が3打点の活躍で阪神に連勝。
ゲーム差を7に広げ、優勝マジック「24」が再点灯した。
頼れる4番が連夜の先制弾でチームを乗せた。
初回2死二塁で回ってきたこの日の第1打席。
この日も4番に座った村田は、阪神先発・榎田の直球を強振。
打球は左翼席へと飛び込んだ。
2試合連続の先制弾となる22号2ラン。試合の主導権を奪った。
1点ずつを奪い合った後の4回、
一度は阪神に追いつかれるが、再び村田が魅せた。
5回だ。1死一塁から阿部が右中間二塁打で一、三塁とすると、
村田が右前打で勝ち越し点を奪った。
さらに高橋由の二ゴロの間に加点した。
先発・宮国は4回2/3を3失点で降板したが、
その後を青木、マシソン、山口、西村とつないで逃げ切った。
2番手・青木が1回無失点で今季5勝目。
阪神はマートン、福留の一発で一度は同点に追いついたが、
5回、6回の満塁のチャンスで得点を奪えず競り負けた。
直接対決で痛恨の連敗を喫し、自力Vが消滅した。