第95回全国高校野球選手権大会第13日・準決勝
(花巻東0-2延岡学園、21日、甲子園)
準決勝の第2試合は
2年ぶり7度目の花巻東(岩手)と、3年ぶり7度目の延岡学園(宮崎)が対戦。
延岡学園が0-0の六回に2点を先制すると、
先発の横瀬が相手打線を完封し、宮崎県勢として初の決勝進出を決めた。
22日の決勝では前橋育英(群馬)と対戦する。
延岡学園は序盤は得点圏に走者を進めながらもあと一本が出ず、
五回まで無得点に封じられていた。
0-0の六回、一死から坂元が中前打と二盗でチャンスをつくり、
二死後に浜田の右前適時打で均衡を破った。
続く田中も左中間適時三塁打を放ち2点目を挙げた。
先発の横瀬は緩急をつけた投球で、3安打9奪三振で完封した。
花巻東は先発の中里が粘りの投球を続けていたが、
六回につかまった。
打線は五回無死一、二塁の先制機を生かせず。
また、試合前まで今大会出塁率8割だった
千葉が4打数無安打に封じられるなど、得意のパターンに持ち込めなかった。