◇3日連続の40度超えも観測史上初
気象庁によると、
12日も太平洋高気圧の影響で全国的に晴天となり気温が上昇した。
同庁によると、午後1時32分に高知県四万十市の江川崎で40.7度を記録。
この後さらに気温が上昇し、
午後1時42分に国内の観測史上最高となる41.0度を記録した。
これまでの最高気温記録は40.9度(07年8月の埼玉県熊谷市.岐阜県多治見市)だった。
四万十市江川崎では10、11日と2日連続で40度以上を記録しており、
同じ地点で3日連続の40度超えも観測史上初という。
四万十市以外で、午後3時現在で39度を超えている観測地点は次の通り。
静岡県佐久間町39.6度▽大阪府豊中市39.4度▽奈良県十津川村風屋39.4度
▽岐阜県多治見市39.3度▽長野県飯田市南信濃39.1度▽山梨県甲府市39.1度▽三重県桑名市39.0度。豊中市はさらに気温が上昇し、午後3時18分に39.8度を記録した。
午後3時現在、全国927の観測点中、235地点で35度以上の猛暑日、704地点で30度以上の真夏日となった。同庁は、北海道、東北の一部、北陸の9道県を除く、全国38の都府県に高温注意情報を出して、熱中症への注意を呼びかけている。