資源エネルギー庁が24日発表した
全国のレギュラーガソリンの平均価格
(22日時点、1リットルあたり)は、
前週比1・8円高い157円ちょうどで、今年の最高値を更新した。
値上がりは3週連続で、157円台は昨年4月以来、約1年3か月ぶり。
高知県を除く46都道府県で上昇した。
鹿児島県(162円)や長崎県(161・3円)など、6県では160円を超えた。
全国の平均価格は1年前の水準に比べると、12%余り高くなっている。
軍による事実上のクーデターが起こったエジプトの混乱や、
米国景気が堅調で石油製品の消費が増えるとの見方から、
原油価格が上昇した。日本国内も、夏休みの行楽シーズンを迎え、
需要が増えるとみて、元売り各社が販売店への卸価格を引き上げる動きが出ている。