◇セ・リーグ 巨人6―3阪神(2013年7月15日 甲子園)
首位攻防3連戦の初戦は、巨人が村田の3安打4打点の活躍などで先勝。
連敗を3で止めるとともに、2位・阪神とのゲーム差を2・5に広げ、
首位ターンを確定させた。
巨人は初回、1死から寺内、坂本が四球で出塁。
暴投で二、三塁とすると、
続く阿部は空振り三振で2死となったが、長野も四球で満塁に。
ここで村田が中越えに走者一掃の二塁打を放ち、3点を先制した。
1点差に詰め寄られた後の5回には2死から阿部が右越え23号ソロ。
さらに6回には1死一塁から矢野の左前打で一走・亀井が三進を狙うと、
左翼マートンが悪送球。その間に亀井が生還し、5点目を奪った。
8回には村田がこの日3安打目となる左越え11号ソロで加点。
先発・杉内は6回途中3失点で降板したが、打線の援護を受けて今季8勝目。
阪神は先発・能見が初回にわずか1安打で3点を失うなど、
立ち上がりから不安定な投球で6回6安打5失点と誤算。
打線の粘りも実らず、球宴前の首位奪取は消滅し、2位ターンが決まった。