(セ・リーグ、中日1-2阪神、7回戦、中日4勝3敗、25日、富山)
阪神・新井良が九回に決勝の7号ソロを放ち、チームの連敗を5でストップさせた。
1-1の同点で迎えた九回無死。
新井良の集中力は研ぎ澄まされていた。中日・中田の高め直球をフルスイング。
左翼席に決勝弾が弾むのを見届けたスラッガーは満面の笑みを浮かべてベンチに凱旋した。
交流戦中に不振で2軍に降格。
再調整の日々を送ったがリーグ戦再開とともに復帰。
23日のDeNA戦で16試合ぶりの6号ソロを放ち、復活への手応えをつかんだ。そしてこの日の2試合連発となる一撃で勝利をチームに呼び込んだ。
「いい感じでとらえた。頼むから入ってくれと祈りながら走ってました。
最高です」と笑顔。
「3試合連発? それは無理なんで価値あるヒットを謙虚に打ちたい」と笑顔で答えた。