大相撲初場所(13日初日)を前に、
横綱審議委員会(横審)による稽古(けいこ)総見が7日午前、東京・両国国技館で行われた。
日馬富士の横綱昇進後、初の総見で、2横綱がそろうのは3年ぶり。
白鵬と日馬富士による注目の横綱対決は5勝5敗の五分だった。
新横綱だった昨年11月の九州場所で9勝に終わった日馬富士だったが、この日は出足の良さが光った。横綱として初めて臨んだ総見に、「いい稽古ができて良かった。いい汗を流せた」と話した。
一方、得意の右四つにがっぷり組んで力を発揮した白鵬。総見での3年ぶりの横綱同士の稽古に「新鮮な感じで汗をかいた。自分の相撲をのびのび取れた」と語った。
上位陣では、大関・琴奨菊と大関復帰を目指す関脇・把瑠都が欠席した。