錦織、死力尽くした4時間31分の逆転劇=デ杯テニス入れ替え戦 | あっくんの自由気侭ブログやねん

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死力を尽くしたプレーだった。



 16日に行われたデビスカップ・ワールドグループ入れ替え戦の3日目、


イスラエルに1勝2敗と、想定外に追い詰められて迎えたエース対決。


錦織圭(日清食品)は第1セットの第4ゲームをブレークして6-3で奪い、

37分で先行したまではよかった。だが、第2セットの序盤から動きがおかしい。


左足の踏み出しが悪く、第4ゲームのサービスゲームで2本のダブルフォルトを犯して


先にブレークを許した。初めての経験というふくらはぎと太もも2カ所のけいれんで着地ができないのだ。


第5ゲームをすぐブレークバックしたもののリズムがつかめぬまま、


第6ゲームに再びブレークされセットタイにされた。

 ラリー戦で幕を開けた第3セットの第5ゲームのコートチェンジ、


坂井利郎監督が早くもメディカルタイムアウトを要求した。


気温は33度だが直射日光がきつく、しきりに水を飲む。


相手のドゥディー・セラは世界ランキングを98位まで下げていたものの、


3年前には29位まで上り、相手の不調に付け入る力は十分に持った選手。


第9ゲームでは40-0から追いつかれ、4度目のジュースでブレークされるという


最悪の形でセットカウント1-2に逆転された。


 後のない試合で、エース錦織が追い詰められた。


大きく外れるファーストサーブ、ラインを割り続けるフォアハンドに天を仰ぎ、


頭を抱える……予想もしない展開には伏線があった。