大相撲の琴奨菊(28)(佐渡ヶ嶽部屋)と把瑠都(27)(尾上部屋)の両大関が秋場所4日目の12日、
日本相撲協会に休場を届け出た。
大関2人が同じ日から途中休場するのは、昭和以降初めて。
琴奨菊は初黒星を喫した3日目の豊真将戦で左膝を痛め、じん帯損傷で全治1週間と診断された。
師匠の佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「足が曲がらない状態」と説明した。
把瑠都は場所前に右足を痛め、3日目まで1勝2敗と黒星が先行。「右足親指剥離骨折で全治1か月」の診断書を提出した把瑠都は12日朝、「踏ん張れないし、力を出し切れない。(来場所)頑張ります」と語った。
琴奨菊は2008年初場所以来2度目、把瑠都は07年名古屋場所以来6度目の休場で、ともに大関昇進後は初。今場所再出場しなければ、九州場所(11月11日初日)は初のカド番となる。
残念だけど、ケガを直して、両大関らしい相撲を見せてほしいな