アラフォー初めて恋愛


流れ星 アキさん(私)

流れ星 レンくん(彼)


彼とLINEをするようになってから2ヶ月が過ぎようとしていた。


夜に1時間30分ぐらいチャットして


また明日ね!といって終わるのがいつものお決まりに


彼と私は

まだ

ただの同僚で友達なだけ


ある日のLINEで


アキさんと海に行きたいです。と写真が送られてきた



近くの海だね

 

なんで?と聞いたら


2人で行きたい。とだけ


彼はまだ日本語が上手ではなく

私とのLINEでわからない単語は辞書で調べている。


レンくんは結婚しているから

一緒には行けないよ!と私がこたえると


なんで結婚していたらダメ

わたし、一緒に行きたいと


好きだから一緒に海を見たい。とは言わないんだね。


その後は海の話しはやめて

会社の意地悪な同僚の悪口を言い合って盛り上がった真顔


その海の話しから彼は少し変わったみたい


前は会社では誰もいない時に手や背中をそっと触っていたのに


仕事の時 近くに同僚が居ても

腰をつかんできたり

手を軽く抓ってきたりした。


すれ違いざまに腕のやわらかいところを急に抓られたので

おもわず、びっくりしたのと

痛さで


ギャーゲローとデカい声がでてしまった


近くにいた同僚がレンくんが私にイタズラしたと思い

笑いながらダメだよと注意した。


同僚達はAさんの時とは近い

レンくんが私のことが好きだとはまったくおもっていない

(バカにすんなムキー


多分、Aさんを見てた時はいつも笑顔でわかりやすかった


彼は人前では私に笑顔を向けないようにしていたみたい


ある日のLINEで


ご飯食べた?と私が聞いたら


食べていない。友達まだ帰ってないから。と


友達?


うん。友達の家に泊まる

友達まだ仕事だよ。と彼


彼は会社の二階に部屋を与えらている

家賃と光熱費込みで2万

安いけどちょっと不便なところもあるから


ベトナム人数人で一軒家に住ん

でいる友達の家に

夜に自転車で向かい

朝早く帰っていたらしい


このベトナム人の友達も今後の

私とレンくんの仲を左右する

1人になることになる

 

ある日のLINEでレンくんから

写真が送られてきた


そこには

ノートの切れ端に


わたしアキさんすき


と、日本語で


うれしい照れお願いチュー


はじめて言ってくれたね

(言ってはいない、書いた)


私も好きと送った


彼からアキさんの写真送ってと言われた


え~~~滝汗困る


でもレンくんが見たいと言ってるからがんばって自撮り


アプリで少し(かなり) 

加工して送ったら


キレイだね。と


へへへニヤニヤ 加工したけどね


その後も私達は写真の送りあいを沢山したな。


彼と離れ離れになってから 

今まで彼から送られてきた写真は見ないようにしている


でも悲しく悲しくて仕方ない時だけ


わたしアキさんすき


と書いてくれた写真を見る


あの頃は好きって思ってくれてたんだよね。


今は?何も感じないんでしょ。


好きの反対は嫌いじゃない

無関心らしい


嫌いより無関心がいいと思ってしまう

彼から嫌いと言われたことが一度だけあるから


その時は心臓がバクバクして死ぬかと思ったから


私は嫌われるより

無関心でいい


その時の話しはまだ先のこと