アタマのなかに入っている情報は、人から聞いたうわさ話であったり、ネットで目にした記事であったりする。
ふ~ん、そうなのかァ、と思いながら、ま、話半分だからなと考える。
しかし、時間が経ってくると、次第に、確かなことと思い込んでしまっていることに気づく。
そう感じさせられるのは、たいがい、不確かな話を頼りに行動してしまい、やれやれ、どこかで聞いたと思うことは信頼するなってことだな、と思い知らされるとき。
「人のうわさというものの半分は嘘(うそ)だ・・・」
(池波正太郎、『鬼平犯科帳』、9)
と、時折り、じぶんに言い聞かせておくべきだな。