深い | 拾い読みあれこれ

拾い読みあれこれ

きょ~も適度に息抜き、よいかげん。ゆっくり歩いて遠くまで

「おれの慾(よく)の深(ふか)いより、おぬしの巧(たく)みの深いには、今度は実に感心した。」
(黙阿弥、『四千両小判梅葉』)

世の中、深さで人の欲を凌ぐほどのたくらみがなければ、深い欲とはつきあいきれないようだ。疲れることだろう。