わがまま「おゝ、全盛な太夫は我儘をいふものぢや。・・・(中村七三郎、『けいせい浅間嶽』)全盛なら我が儘し放題も、いつまで続くものかと冷ややかに見ていても、全盛を過ぎてもいまだ我が儘というのもみかける。まあ結末はみえていると思うことにしよう。