言葉を争ひ | 拾い読みあれこれ

拾い読みあれこれ

きょ~も適度に息抜き、よいかげん。ゆっくり歩いて遠くまで

・・・慰みの為に、同宿達、碁を打つて慰みけり。互に言葉を争ひ「最早、此石は死んだ。いや息が絶えた。」といふ。・・・
(三升屋兵庫、『源平雷伝記』)

まるで碁を打つかのごとき権力争いのドロドロ、いつもどこにもあるものだな。その言葉も争いに応じて大きく、やかましい。