見ぬ顔「皆(みな)お若い衆(しゆ)、今迄(まで)の通りに、道であいましたとも見ぬ㒵(かお)してくだされますな。・・・(西鶴、『西鶴織留』)もうあの人、終わったなということになると、人は潮が引くように去っていく。まこと道で会っても見ぬ顔か。只今、そういう、見ぬ顔されそうな政治家を見ているな。