下手 | 拾い読みあれこれ

拾い読みあれこれ

きょ~も適度に息抜き、よいかげん。ゆっくり歩いて遠くまで

「さてもさても商ひ下手(べた)なり。包み置(おき)たる金子(きんす)は、壱両もおほくはなるまじ。・・・
(西鶴、『日本永代蔵』)

何かのために保蔵しておくカネは動かず、働かず、稼がずだな。当人のためばかりか、社会のためにもならんか。