仕事半「おれだつて直(すぐ)に行度(いきたく)もなかつたが三両と四両にはなる仕事だから又(また)引ひつ)ぱづれてもつまらねへと思つて出懸(でかけ)たんだアナ (三亭春馬、『春秋二季種』) とにかく仕事は引き受けてしまう。カネになると思えば事情があろうが、仕事優先。したい仕事だけすればよいような境遇を夢見るが、マァ無理か・・・