本年度もよろしくお願いいたします

 

2019年に読んだ239作品の中から、特に心に残った作品たちをご紹介します

以下の順番に順位はありません、全て大好きな作品です

北川恵海 星の降る家のローレン 

少年と老人の話は私にとって鉄板だ

 

五十嵐貴久 いつかの少年 吉祥寺探偵物語 

笑いあり涙ありのシリーズ最高傑作

 

喜多川泰 手紙屋 

大人が読むビジネス本的要素もある中、小説としても感動作になっている

 

神永学 怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス 

掛け合い漫才のようなノリもあり、とにかく疾走感のある展開がいいです

 

樋口明雄 オン・ザ・ロード 

元気な70歳が格闘にカーチェイスに派手に奮闘します

 

重松清 とんび 

とにかく何回も泣いてしまいます「コノヤロー」と思いながらまた泣きます

 

 

今村昌弘 屍人荘の殺人 

今まで読んだことのない作品、前半と後半で全く違うジャンルの作品になってしまう

 

 

宮部みゆき ペテロの葬列 上下

重層的に繰り広げられる宮部みゆきの世界観と魅力に引き込まれます

木皿泉 昨日のカレー、明日のパン 

「テツコ」「ギフ」「岩井さん」の奇妙な関係を読んで欲しい

 

 

今野敏 隠蔽捜査

今野敏 果断 隠蔽捜査2 

「正しいことを正しく行う」主人公「竜崎」と「お国のために働きなさい」と彼を後押しする気丈な妻「冴子」

このシリーズにしっかり嵌ってしまった

シリーズは7まで進んでいるが「隠蔽捜査」と「果断」は最高に良かった

 

 

森沢明夫 あなたへ 

妻の遺言を胸に旅をする男の切なくも愛情に満ちた話

大沢在昌 走らなあかん、夜明けまで 

大沢在昌氏の作品でこれが一番好き