No.565

著者:佐藤多佳子

読了日 2019年12月25日

とっても短い長編小説

読みやすくて、スルスル読めます

 

登場人物は12歳と11歳の姉弟と、偶然知り合った年上の「少年」

その少年は事故で左腕を失っていたのだった

 

「少年」とは、そのひと夏の交流を境に突然の別れを迎えるが、数年後に再会する

 

3人それぞれの視点でその後の彼らを描く物語は、その年齢独特のあどけなさや、悩みや拙さを見せつつも、爽やかに描かれています

 

片腕の「少年」が、義理の父親になるかもしれない男に手伝ってもらって、自転車の練習をするシーンがあります

そのシーンは、少年がいろいろなものから吹っ切れるきっかけになるのですが、一番感動するところ

 

何があるわけでも起こるわけでもないんですが、いい小説だと思います

ページ数

210

読みやすさ/わかりやすさ

3/3

展開/テンポの良さ

3/3

私個人の好み

3/5

合計

9

 

2019年 237作品目「サマータイム」

 

つぶやき:

読ませる文章力なのかな

なんかいい話