No.509

著者:白井智之

読了日 2019年10月17日

この結末で納得する人はいるのか......

 

初めて読む作家さんだったが、独特だったな~

設定のおぞましさからは、村田沙耶香氏の世界観を彷彿させるように思う

 

「そして誰もいなくなった」のオマージュと受け取ったが、この結果を「死ななかった」と言い切れるのだろうか?

 

推理にも小説にも興味のなかったはずの主人公「大亦牛男(おおまたうしお)」が、ラストに向けての解答編の種明かしの際、やたらと饒舌になっているのが......解せない

 

内容については何を言っても、ネタバレになりそうだ

ページ数

316

読みやすさ/わかりやすさ

2/3

展開/テンポの良さ

2/3

私個人の好み

1/5

合計

5

 

2019年 181作品目「そして誰も死ななかった」

 

私事:

色々書いたが、こういう自由度のある作品もフィクションには必要だと思う