漫画 No.021

キングダム(2006年5月~)

出版社:集英社

著者:原泰久

読了日 2019年5月14日

 

メモ&感想:

夜営で千人将が次々に襲われるれ殺害される事件が起こる

その暗殺者の正体は敵軍「廉頗」の部下、四天王「輪虎」であった

そして3日後、刺客を警戒しながら進軍を続ける「蒙ゴウ軍」であったが、「羅元将軍」までもが打たれる事態に、「輪虎」の逃走途中に遭遇した「信」は刃を交わすも力の差を見せつけられるのだった

 

多くの武将を失った秦軍は、その穴を埋めるために三百将から千人将への繰り上げを特別に行われた

「飛信隊」「楽華隊」「玉鳳隊」が急造千人隊に昇格を果たす

 

いよいよ戦いの幕が切って落とされた、先鋒を任された「王ホン」の「玉鳳隊」と「輪虎」の一騎討ち、必死の戦闘も深手を負ってしまう「王ホン」、そこに駆けつける「飛信隊」を含む第二陣、はたして「信」は「輪虎」を討ち取れるのか?19巻が終わる

 

「信」が「輪虎」に迫ろうかとしたところ、そこで魏軍から銅鑼の音が鳴り響く

敵側から視界を遮るような全域に煙が立ち込めると、そこに矢の雨が降り注ぐ

秦軍は逃げ惑いながら、隊が散りじりになる中、どこに逃げても矢の雨が追ってくる。さらに、装甲戦車でとどめを刺しにくる

その時、鐘の音で位置を知らせ合っていることに気が付いた「キョウカイ」、「信」それを逆手にとって音の方に「本陣」があるものとし、一気に勝負を決めようとする

相手は四天王の一人の策士「玄峰」、必死の強攻により本陣を目の前にする「飛信隊」しかしそこで、騎兵を仕留める杭の罠に嵌まる

「玉鳳隊」が駆け付け、「信」も何とか立て直すのもつかの間、敵陣はすでに後退していた、煙が晴れると大多数の秦兵の犠牲がこの勝敗を示していた

 

その後戦場は、秦右軍と魏左軍の闘いへと移る

秦軍副将「桓騎」は山中にゲリラ戦を行い、相手の補給を襲い、神出鬼没な戦闘で相手の四天王「介子坊」を手こずらせた

そこに「廉頗」の指示でやってきた四天王「玄峰」は、いまだ見つからぬ「桓騎軍」の本陣の場所を地図を見ただけで推測するのだった

しかし、「介子坊」が敵陣へ行っている間、留守番をしていた「玄峰」は、伝令役に扮した「桓騎」に討ち取られる

「策士策に溺れる」

 

夜、「蒙恬」が「信」を誘い「王ホン」のもとへ、話の議題は「楽華・玉鳳・飛信」の三隊で共闘し「輪虎」を討ち取る、と言うものだった

一本では届かぬ力の矢を三本で確実に打ち抜く

 

五日目開戦、まずは「楽華隊」単隊で先陣を切る

「楽華隊」の狙いは「輪虎兵」、作戦は「楽華隊」が「輪虎兵」を潰し、そこで「輪虎」を丸裸にしたところへ「玉鳳隊」と「飛信隊」で「輪虎」を討ち取るというもの

ついに「信・王ホン」対「輪虎」の闘いが始まった

20巻終了、つづきは次巻へ