No.417
著者:似鳥鶏
読了日 2019年5月9日
書店の日常を描いた連作短編集
最終話の「本屋さんよ永遠に」では、すっかり騙されました
途中で登場人物に違和感があったんですが、小説ならではのトリックお見事です
映像化は難しでしょうけど
1話から3話までは、書店の日常を描きつつ、そこで起きた事件やお客から持ち込まれた謎を解くお話
4話の「本屋さんよ永遠に」だけは、書店が現状抱える問題が浮き彫りになったシリアスな展開に引き込まれました
ページ数
277
読みやすさ
3/3
展開/テンポの良さ
2/3
私個人の好み
2/5
合計
7
2019年 090作品目「レジまでの推理/本屋さんの名探偵」
私事:
アマゾンに、電子書籍に、図書館に、ブックレンタルやブックオフなど、書店にとっては逆風になる現状はもう避けられない状況ですが、どういう形であれ「本」または「書籍」が出版されなくなる状況にはならないでほしい