漫画 No.017
闇金ウシジマくん(2004年9月~)
出版社:小学館
著者:真鍋昌平
読了日 2019年3月8日
メモ&感想:
好き嫌いがはっきりと分かれる作品は、実は傑作なんだと思う
しかし、私にとって「心の体力」を消費する物語であると言える
「闇金ウシジマくん」を読んでいて、どの話も正直後味が悪い
その理由は返済できない債務者への侮蔑と非情な対応がえげつないからだ
でも、一方で貸す側である闇金が悪いのか?
そう単純ではない
やはり、返す当てのない金を借りる債務者が一番の悪ではないかと思えるところもある
読んでいて「怖い」ということは現実感があるという事
地獄に落ちていく債務者を見ていくたびに「誰でも、いつ、こんな風になってしまうかわからない」と思うからだ
次巻を読むのはかなり先のことになりそうだ