No.305

著者:白石一文

読了日 2018年11月22日

直木賞受賞作品らしいです

「ほかならぬ人へ」と「かけがえのない人へ」の二本立て

どちらも不倫が題材

前者は、主人公は男性で、奥さんが不倫をします

後者は、主人公が女性で、婚約者と結婚まじかなのに、別の男性と常態的に不貞を働いています

 

「ほかならぬ人へ」の主人公は、妻から、元カレのことが忘れられないから別居してほしいと言われ、出ていかれる

その後、話し合いは平行線のまま、トラブルに巻き込まれたり振り回される

そんな時に、上司の「東海さん」に、自分の内を明かすことになるのだが......

 

「かけがえのない人へ」の主人公は、婚約者がありながら、年上の元上司「黒木」と関係を持っている

婚約者に対しては、自分の本性を悟れない愚かな男として内心で見下してる

彼女は、自分に対しても他者に対しても真剣になれずに、「黒木」と関係を持つことで、「裏の顔」と「表の顔」の心のバランスを取ろうとしている

ページ数

297

読みやすさ

3/3

展開/テンポの良さ

3/3

私個人の好み

3/5

合計

9

 

私事:

読者が、男性か女性かによって好き嫌いが分かれると思う

「ほかならぬ人へ」は、主人公の気持ちに寄り添いたくなる意味で、わかる

「かけがえのない人へ」は、主人公の気持ちが、よくわかんないし、否定したい、主人公のことも好きになれないけど、「黒木」のことも(ちょっとうらやましいけど)嫌いだけど、なんかすごい話でした