No.297
著者:三崎亜紀
読了日 2018年11月3日
10年前に消失した3095人の人
なぜそんなことが起きたのか?
読了後も一体どういう理由で消失したかは「謎」
或いは、理解できなかったのか
重要人物の「沙弓」は、ほぼ全部の章に登場する
何故だか、「沙弓」以外の登場人物は、「~さん」の表記になっている、理由は不明
「沙弓」は、10年前の事件で消失地域に居ながら、唯一の「生存者」、しかし、事故の原因で以前の記憶を失うという後遺症に苦しめられている
序 章 歩く人
「沙弓」は、事件のあった町に帰ってきた、そこで「歩行技師」という特殊な職業についている男に出会う
第一章 第五分館より
「沙弓」の友人の「藤森」は、図書館に勤めている
ある日存在しないはずの「第五分館」の「おたより」を配布している自らを「担当者」と名のる謎の男に出会う
第二章 隔ての壁
16歳の高校生の「駿」は、他の人には聞こえない「鐘の音」を聞くことができる、それはかつて消失した地域にあった「鐘の音」の音だった
第三章 紙飛行機
「坂口」は40歳の男性、ある日自宅マンションから窓を見ると、上から紙飛行機が飛んでくるのが見えて、屋上でそれを折っている女性と出会う
第四章 飛蝶
「宏至」は、ある女性に託された思いを叶えようと、「琴」の鍛錬をしている、再開できると信じて
第五章 光のしるべ
「黒田」は、あの事件のせいで、自分の顔を他人に記憶されないという後遺症を負ってしまう、そのせいで不自然なほどの大きな名札をいつもつけている
新たな序章 つながる道
「歩行技師」のあの男が二年ぶりにこの町に帰ってくる
全ての登場人物が、何らかの形で登場する
A story of the other side 野分浜
「野文浜」の由来について
第五章以降は、完全にこの物語に潜むの真相の部分が徐々に明かされることになるが、全ての謎が解明されるわけではない
非常にすっきりしない
一応、ハッピーエンド風だ
ページ数
409
読みやすさ
2/3
展開/テンポの良さ
2/3
私個人の好み
2/5
合計
6
私事:
この物語は、日本でも、他のアジアでもない、どこなのだろう
ファンタジー的な話なので、読み手の「読解力」がないと、つらい
第五章と最後の章は、科学的な話なのか、小難しかったな
