同窓会の翌日、廉と美子は予約していたホテルに泊まり、互いに愛し合った。
今日は会社で曲作りだけの廉だが、曲を作る気にはなれず、ベッドの中で美子とイチャイチャと過ごした。
★月曜日☆
今日は廉と2人で新居の家具選びに行く美子はなんだかウキウキしている。
『あぁー楽しみだなぁ…ふふっ』
『そんなに楽しみか?』
『はい♪』
『俺もだ』
そんな会話を聞いていた美男は『やってらんねぇー』と言いながらNANAに電話をし始めたのだった。
『おおきい…』
『今日は貸切にしてもらいました。
今日は人目も気にせずにゆっくりと選んでください』
『貸切!?えぇっ!』
美子は目見開かせて驚いている。
そんな美子の手をとり廉はそそくさと店内へ入る。
高木も後に続いた。
2人は仲良く手を繋ぎながら新居用の家具を見ている。
その光景を羨ましそうに見る若い女性店員。
『はぁ…本物の廉様はTVで見るよりもカッコイイわ』
『彼女さんが羨ましい…』
そんな事を言われているとは思いもしない2人は、仲良く家具を見て回っている。
廉は美子が『これかわい〜』
『これをリビングに置いても良いかもねぇ♪』と言った物を全てカゴの中に入れている。
『廉さん、こんなに大丈夫です!』
『美子が気に入ったものを入れただけだぞ?』
『だからって私が見てた物全部入れないでくださいよ。はい、戻しますね』
美子はカゴの中からどんどん商品を戻していった。
『何だよ…遠慮することねぇのに』
『遠慮してませんよ。
これは今は使わないので戻しますね』
2人のやり取りを高木は微笑ましそうに見ているのだった。
大抵の物はこの店で揃え、ベッドは変わると眠れない廉が、合宿所にあるベッドと一緒の物を超高級家具店で購入したのだった。
いかがでしたでしょうか?
短いですが今日はこれでおしまいです(´・ω・`)