出生前検査で18トリソミー陽性となり、人工死産を選択した記録です。

必ず【はじめに】を読んでから先にすすんでください。


羊水検査の結果を聞きに、旦那さんと大学病院へ。

18トリソミー陽性という結果を見て、冷静に受け止めることが出来た、と思っていました。



カウンセラーの先生から再度の意思確認に、自分の口で諦めます、と言うつもりでしたが、どうしてもその言葉を発することができず、旦那さんが「今回は諦めます」と告げました。



それからはこれからの話になりました。

私は全く話をすることが出来ず、旦那さんが全ての質問をしてくれました。



この大学病院で処置は出来るのか?

→ここで出産予定の場合は可能だが、違う場合は提携先の病院を紹介できる。

自分で探すこともできるが、中期中絶を行なっている病院を探すのは大変。どうするか?

→紹介してください。



いつから入院できるのか?早い日程を希望する。

→今からその病院へ、大学病院の婦人科の先生が紹介の電話をして、紹介状を作成する。

その後、自分で予約をとってください。



一通りのやりとりがあり、婦人科の先生にエコーで胎盤の位置を確認してもらい、待機となりました。

待っている間、カウンセラーの先生が、この事はとても心にダメージを負うから、何かあったらすぐにカウンセリングの予約をして、いつでも話に来てください、と言ってくれました。



旦那さんにも、奥さん(私)の様子が普段と少しでも違うと感じたらすぐに連れてくるように、もちろん旦那さん自身の話も聞く、と言ってくれました。



そして、旦那さんが紹介先の病院へ電話をしてくれて、次の日の午前中に予約を入れてくれました。



私はただ泣くことしか出来ませんでした。

最後のエコー、モニターに表示された週数は、やっぱり1週間分遅れていました。