こんにちは。
中田真由美です。
先日、ふらっと「神田古本まつり」に立ち寄りました。
やはり、世界最大の古書店街だけあって、神保町の駅を出るとすごいワゴンの数!
各書店が100台を超えるワゴンを並べ約500mにおよぶ「本の回廊」が出現していました。
少し歩くと、一つのワゴンに目を奪われました。
そこには、大正時代に発行された「赤い鳥」が山のように陳列されていたのです。
ビニールに包まれた当時の児童書です。
50冊以上はあったのでしょうか・・
おそらくこれは復刻版ですが、いつ復刻されたのかな・・?
あいにく、中は見ることができませんでしたが、以前、国際子ども図書館で中を見た時は、小川未明の児童書が載っていて感動した覚えがあります。挿絵も入っていました。
今回、中は見れなかったけど、小川未明の童話、見たかったなぁ~
そして、また少し歩くと素敵な絵本を見つけたのです!
「はつゆき」
作・絵 西片拓史
岩崎書店
静かでゆったりとした時間の流れのなかで夢のあるお話。
まさにファンタジーの世界が溢れています。
湖にこぼれた星屑をすくい集め・・
タルの中は光で溢れ・・
光る苔をひとつまみ・・
そして・・
はつゆき
なんて夢のあるお話なんでしょう!
鳥も鳴かない、静かな夜の物語です。
古本まつりは初めて行きましたが、良い本を見つけた時の喜びは何とも言えない充実感があり楽しかったです。
・・・・・・
そして、連休の最終日は、多摩市タネノスさんで「絵本セラピー」を行いました。
参加者は3名でしたが、ゆったりとした時間の流れの中で、最高に楽しい一時を味わってきました。
私にとって、3名の方がタネノスさんのHPからご予約をしてくださったことが何より嬉しいです。
大人の方に絵本、いいですね~
参加者さんの声。
心の奥にあるものを引き出してくれた感じがする。
とても楽しい時間でした。
また、お願いします。
たくさんの嬉しいご感想をいただきました。
私は、まだセラピーの経験が少ないので、基本にそってゆっくりと進めていきました。
今回、読んだ絵本の中で、みなさん「かんけり」の絵本に興味を持ってくださいました。
大人しくて、いつも勇気がなく一歩前に進めない女の子。
その女の子の気持ちに感情移入してしまった。最後はやった!という感じ。
絵が迫力あって凄かった、など。
最後は、おまじないの言葉「だいじょうぶ だいじょうぶ」で終わりました。
こうやって、絵本を通して多くの気付きがあり、話が弾み、場が盛り上がり、友達になっていく。
最高です!
お越しいただいた3名の皆様、本当にありがとうございました。
感謝です。
次回は、2月に開催予定です。
寒くなりました。
みなさま、ご自愛くださいね。
それではまた〜





