みなさん、こんにちは。
中田真由美です。
毎月第2日曜日は、丸善多摩センター店でおはなし会をしていますが、昨日のおはなし会は、参加型の絵本をたくさん取り入れたので、子どもたちの元気な声が響き渡り、とても楽しい時間になりました。
そして、今話題のやなせたかしさんの絵本『やさしいライオン』も読みました。
私はNHKの朝ドラ「あんぱん」に夢中なのですが、先日、この絵本が紹介されていましたね。
急遽ラジオドラマの台本を頼まれたやなせさんが、たった一晩で物語を完成させたそうです。
それが『やさしいライオン』でした。
母親を亡くしたライオンの赤ちゃん「ブルブル」と、子どもを亡くした母犬「ムクムク」の心温まる親子の絆を描いた物語です。離れ離れになっても母を探し求めるブルブルが、人間によって殺されてしまうという悲しい結末に、おはなし会の子どもたちも静かに聞き入ってくれました。
「悲しい話…」
読み終わると、子どもたちからこんな感想が聞かれました。
この絵本は以前から知っていましたが、手元になかったので買おうとAmazonで探したら、一時的に在庫切れでした。
テレビの影響はすごいですね。
このアニメ映画が、Eテレで9月20日(土)午後3:00に放送されるそうですね。
やなせさんの絵本が初めて映像化された1970年の作品で、今回はオリジナルの35ミリフィルムから新たにテレビ映像化されるとのこと。音声は1998年のリニューアル版だそうです。
もちろん、さっそく録画予約しました!
今回読んだ絵本はこちらです。
■なつのうた
書店員さんにご紹介いただきました。
セミ目線で描かれたお話で、読後もしばらく余韻が残ります。
ひだまり舎さんでは、この夏のヒット絵本だそうですよ。
今月末まで、丸善多摩センター店さんでパネルが展示されています。
■くも
こちらも書店員さんにご紹介いただきました。
雲を見つめる女の子のモノローグでつづられる一冊。
この本を読んだ後は、空を見上げるのが少し楽しくなるかもしれません。
■まどのむこうのくだものなあに?
窓の向こうに見える果物の一部から、なんだか当てっこする絵本です。
「メロン」や「いちご」は大きな声で答えてくれたね!
「パイナップル」はちょっと難しかったかな?
■やさしいライオン
■へんしんトンネル
トンネルに入る時の言葉を、みんなで一緒に言ってみました。
言葉が途中で変わっていくのが面白いですよね。
■はやしでひろったよ
どんぐり、まつぼっくり、落ち葉…。
秋は楽しい発見がたくさんあることを教えてくれる絵本です。
この後、「まつぼっくり」の手遊びも一緒に楽しみました。
■どっちだ?
子どもたちと楽しく盛り上がる紙芝居です。
ご参加くださった皆様、そしていつも来てくれる子どもたち、本当にありがとうございました。
また遊びにきてくださいね〜!
それではまた!